昔ヘルニアになったという患者様の腰痛 あきらめないでください。
「数年前にヘルニアと診断された」
「私はヘルニアだから治らない」
こんなことをいう腰痛患者さんは結構います。
ヘルニアはすごく大変です、歩くこともままならない、腰を曲げることもできない、足にはいつも痺れが出ている
こんな体験をした患者さんも多く当院に来院します。
当時辛い思いをした患者さんだからこそ、ヘルニアのせいで今の腰痛があると考えてしまいます。ですがその考え方はもったいないです。なぜなら過去のヘルニアと今現在の腰痛は直結していないことが多いからです。
ヘルニアは解剖学的に考えてみても数年間で続けることは稀です。どこかの段階で一度落ち着きます。その後の腰痛は通常の慢性腰痛であることも多いのです。
過去ヘルニアと診断された方でも9割以上は通常の慢性腰痛です、決してヘルニアだから治らないという事ではありません、ヘルニアになったという事は腰に無理がかかる生活だったり仕事をしているという事です。だからこそ慢性腰痛にもなりやすいんですね。そしてつらい体験でそう思い込んでしまいます。
まずは診断してみて過去のヘルニアと現在の腰痛に関係があるかを調べる必要があります。
あきらめないでください、その腰痛しっかりと治していきます。当院に一度相談下さい。